富士見高原医療福祉センター
富士見高原病院
地域のみなさまをお迎えしての「公開講演会」を3年ぶりに開催いたしました。
寒い中、100名余りの方がご来場になり、耳鼻咽喉科頭頚部外科への関心の高さが
うかがえます。
今回は、信州大学医学部 耳鼻咽喉科頭頚部外科 教授の工穣先生が、
「耳鼻咽喉科頭頚部外科とは? ~扱う範囲と最新治療を交えて~」と題して
お話いただきました。
講演では、耳鼻咽喉科頭頚部が扱う、耳科、平衡神経科、鼻科、頭頚部外科、
口腔咽頭科、咽頭科、気管食道科のそれぞれの仕組と治療について丁寧に
お話してくださいました。
その中で、音が聞こえる仕組と正しい耳掃除のこと、
高音が聴こえなかったお母さんが人工内耳の手術後にお子さんの声が聴こえるようになったこと、
睡眠時無呼吸症候群のお子さんが治療後にグンと背が伸びたこと
お酒を飲んで赤くなる方は喉頭がんのリスクが高いことなどが印象に残りました。
また、患者さんに生きる希望と楽しみを、世界の人のためになる新規医療・機器開発を
モットーにされている耳鼻咽喉科頭頚部外科医局のあたたかさを感じる講演会でした。
講演の内容を、エルシーブイ放送で放映いたしますので、是非ご覧いただければと存じます。