富士見高原病院では健康増進活動の一環として、住民公開講演会「放っておくと怖い肝臓の病気 ~脂肪肝などについて~」を開催しました。ちらほらと雪が舞う寒い中でしたが、地域住民と当院関係者約70名が聴講いたしました。
講師の信州大学医学部 消化器内科 梅村武司教授は、「肝臓の血液検査ALT値が30を超えたら医療機関の受診と、一生に一度は肝炎ウイルス感染を確認する血液検査を勧めます」などとお話されました。
日本では2000年以降に脂肪肝が原因の肝がんが増えていること、治療には生活習慣病の改善と減量が必要。あわせて、最新の肝がんの治療法などをわかりやすくお話されました。
聴講者からのご質問に、ひとつひとつ丁寧にお答えしました。